組織変更によるチームValueの改定と「Value Talk」の導入
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
クラスメソッドは7月から新しい年度を迎えました。
新年度と共に私が責任者をつとめる部門は
- 前期 - エンジニアリング統括室 - エンジニアの従業員体験がミッション
- 今期 - 人事グループ 組織開発室 - 全社の組織開発がミッション
に変更になりました。
そして部門の変更に伴い、チームのValueを改定することにしました。
今回は、チームValueの改定に関してと、改定と同時に導入した「Value Talk」の導入についてまとめます。
チームValueの改定
チームバリューの改定については、以下のような順序で進めました。
- 前提として先にチームのMission/Visionの改定を先に決定する
- 前期のValueの中でそのまま残すもの、削除するもの、残すが記載を変更するものを決定する
- 新たに追加するものについてチームでアイデアを出し、追加対象を決定する
- 決定した各項目の内容を補足する要約文を作成する
- 決定した各項目の理解を深めるために「これやるよ」「これはやらないよ」という分類で、Valueに沿った行動とValueにそぐわない行動を記載した
- Mission,Visionを含め、全体をまとめた資料を作成し、部門のトップページからリンクする
決定したチームValue
1. 現場・人事で一体になって取り組む
組織の改善は現場のみ、人事のみでは実現することが難しい。
現場と人事が一体となって、組織の改善に取り組む。
こうやるよ
- 現場との定例ミーティングやタスクフォースなどで関係者と協力して課題解決に取り組む
これはやらないよ
- 机上の空論のみで、組織施策を実施する
- 組織施策を実施した後に、現場の状況を確認しない
2. 素早く試行錯誤する
できるだけ小さく検証できる単位で組織施策を進める。
小さい単位で価値の有無を確認しつつ、大きく広げていく。
こうやるよ
- 一部の部署で協力をいただき施策の試行を小さく開始する
これはやらないよ
- 大きな取り組みを区切らずに長期間をかけて一気に進める
3. 組織の状態を見えるようにする
組織の課題や順調な部分などが見えることがすべての活動の前提になるため、組織の状態を見えるようにする。
こうやるよ
- 組織に関する事実やデータに基づいて検討・判断を進める
これはやらないよ
- 組織の状態が見えないまま、推測をもとに物事を進める
4. 組織に合った手法を選ぶ
エンジニアリングを主要事業とする組織の特性を踏まえた取り組み方を選ぶ。
こうやるよ
- 自動化、効率化をしやすい仕組みで提供する
これはやらないよ
- ITリテラシーが過度に低いことを前提として過剰すぎるケアをする
5. 自分たちで試す
まずは自分たちの部門で施策の有効性を試す。それを踏まえて全社展開をしていく。
こうやるよ
- 部内で試せることを試し、成功を確認してから全社展開をしていく
これはやらないよ
- 何も試さずに、いきなり全社展開する
6. 仕組みで支える
個別介入ではなく、従業員個々人の成功を仕組みで支える。
こうやるよ
- 個別の事例を情報源に仕組みで全体を解決する
これはやらないよ
- 都度、個別介入を実施する
Value Talkの導入
単にValueを定めただけでは、形骸化しかねません。
自然と普段の会話や意思決定に反映されてくればよいですが、最初のうちは慣れない部分もあるでしょう。
そういった点もあり、毎日実施している朝会の中でValueについて話す「Value Talk」というコーナーを隔日で入れてみることにしました。
7月頭からValue Talkを開始し、そろそろ丸2ヶ月が経過したということでこの記事をまとめることにしたわけです。
現在6つのValueがあるので、
- 火曜 - Value 1,2
- 水曜 - Value 3,4
- 金曜 - Value 5,6
という感じで、どのValueについて話すか決めています。火曜であれば、Value1か2のどちらかについて話せばOKです。
担当はチーム2名で順番に話しています。
月曜はValue Talkのかわりに週明け初日ということで業務内外問わない雑談をすることにしています。
Value Talkの例としては、最近業務であったValueと関連する出来事について、担当の人がエピソードとそれを踏まえてValueとの関連を話し、その話の内容を受けてチームで考えを話し合うような流れが典型です。
Valueについて話し、その話の中身を通しつつ自分たちで設定したValueの大切さを再認識し、Valueが思考に刻まれていく感覚があり、よい効果がでていると実感します。
まとめ
チームValueの改定と、それを根付かせるためのValue Talkについてまとめました。
Valueは自分たちの価値観、意思決定の軸として大切だと思っているからこそ定めるわけで、定めたそばから形骸化しないように普段の業務に組み込んでいける必要があります。そのため、Valueの策定・改定時には浸透施策を並行実施することが大切です。